葬儀で持参する数珠

葬儀や法事の際、手に数珠を持って手を合わせます。数珠はインドで生まれて世界に伝わっており、今は弔辞の際に必ず手にする仏具となっています。大きさや素材は様々なものがありますが、基本的には男性用と女性用とをきちんと合わせていれば問題ないです。数珠の珠は108個とされていて、これは煩悩の数に由来しているものです。ただ、108個も珠のついている数珠はとても大きいですし重たくなってしまうので、今は葬儀で持参する数珠はもっと珠の数が少ないものを使用することもあります。

数珠を持って手を合わせるのはマナーのようになっていますが、大切なのは故人への気持ちです。数珠の本来の意味だけでなく、亡くなった方への気持ちを伝えることができればいいということなので、必ずしも数珠の大きさや正式なものにこだわる必要はありません。ただ、厳密には略式の数珠だけでなく宗派に合った本式の数珠を持参した方がいいこともあります。親族や近しい人の葬儀の際には本式の数珠を持って行く方が気持ちは伝わりやすいです。社会人であれば、本式の数珠も購入しておくといざという時に安心です。

数珠はそのまま持ち歩かず、入れ物に入れて持参します。仏具店や喪服を販売しているような店舗では、数珠や袱紗など葬儀で必要なものも販売されているので、こういったお店で数珠と入れ物と合わせて購入しておくといいでしょう。マナーとして入れ物に入れて持ち歩くことはもちろんですが、数珠が傷つかずきれいな状態を保つことにも効果がありますからぜひ合わせて用意をしておきましょう。