葬儀での香典の渡し方

葬儀での香典は表書きや包む金額以外にも当日渡す際のマナーも大切です。香典を用意しているかどうか、金額としていくら包んでいるかということも大切ですが、渡す際の様子というのは周囲に印象として残るものです。そのため正しいマナーを覚えておき、周囲に不快な思いをさせないように気をつけましょう。

まず、香典を受け渡すのは受付が一般的です。ただ、手伝いを頼まれていたり、事情により葬儀よりも前に来て渡すという際には受付が出ていない場合もあります。その際には親族に手渡しをすることになります。誰に対して渡すとしても、ただ御香典を渡すだけでは失礼です。きちんとお悔やみの言葉を述べて渡すようにします。「この度は誠に御愁傷様です。」という言葉が一般的には御香典を差し出す際の挨拶とされています。

御香典はそのまま持ち歩くのではなく、必ず袱紗に包んで持参するのが礼儀です。ただ、ご祝儀袋と不祝儀袋とでは袱紗の包み方が違います。また、袱紗の中には慶事と弔事で同じものを表裏で使うタイプのものもあります。きちんと弔辞のもので包み、包み方も正しい方法で包むようにしましょう。

弔辞用の袱紗の色は緑や灰色、紫など地味な色を選ぶのが一般的です。御香典を手渡す際には受付で表を上にして開いて表書きが相手から読めるようにして差し出すようにします。もしも両方に参列するという場合には通夜に持参して渡すのが一般的なマナーです。渡す際に袱紗を用意すること、お悔やみの言葉を伝えること、渡す際に表書きの差し出す方向に注意することができれば基本的なマナーはクリアできます。